この記事では、TOTOのウォシュレット「アプリコット」シリーズの中から、TCF4714AKとTCF4714AMの違いを比較して、あなたにとってどちらを選ぶのが最適なのかをわかりやすく解説していきます!
TCF4714AKとTCF4714AM(以下、AK・AMと省略)は見た目も型番もとても似ているので、
と迷ってしまう方も多いと思います。初めて購入を検討している方なら当然だと思います!
実はこの2つは基本性能はほとんど同じなんですが、よく見ると「取り付けできる便器のタイプ」と「リモコン機能(eco小ボタンの有無)」に違いがあります。
つまり、「見た目は同じでも使う環境によって選ぶべきモデルが違う」ということなんですね!
TCF4714AKとTCF4714AMの違いをざっくりまとめると…
といった感じになります(*・∀-)☆
どちらを選ぶかの基準としては…
というシンプルな選び方でOKです!
eco小ボタンが欲しいと思っても、便器の方が対応していなければどうしようもないので、この基準で考えれば良いわけですね。
記事本文では、共通する機能についても解説しているので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね(*・∀-)☆
▼ ピュアレスト系の便器なら「TCF4714AK」
▼ 密結式便器(右レバー)タイプなら「TCF4714AM」
- TCF4714AKとTCF4714AMの違いを徹底的に比較してみた!
- TCF4714AKとTCF4714AMの違い①:取り付けられる便器が違う
- TCF4714AKとTCF4714AMの違い②:専用リモコンにeco小ボタンがない
- TCF4714AKとTCF4714AMの共通点④:充実の清潔機能(便器きれい・ノズルきれい・お掃除ミストなど)
- TCF4714AKとTCF4714AMの共通点⑤:エコ性能も抜群(ダブル保温便座・おまかせ節電・タイマー節電)
- TCF4714AKとTCF4714AMの共通点⑥:快適性を高める脱臭・暖房便座・着座センサー
- TCF4714AKとTCF4714AMの共通点⑦:抗菌仕様でいつでも衛生的
- TCF4714AKとTCF4714AMの共通点⑧:お掃除しやすい本体ワンタッチ着脱
- TCF4714AKとTCF4714AMの共通点⑨:便利なリモコン操作に対応
- TCF4714AKとTCF4714AMの共通点⑩:TOTOらしい上質デザインと高級感
- TCF4714AKがおすすめな人はどんな人?
- TCF4714AMがおすすめな人はどんな人?
- TCF4714AKとTCF4714AMの違いについてのまとめ
TCF4714AKとTCF4714AMの違いを徹底的に比較してみた!
まずは、TCF4714AKとTCF4714AMの違いを表にまとめてみました!
| 項目 | TCF4714AK | TCF4714AM |
|---|---|---|
| シリーズ | アプリコット F1A | アプリコット F1A |
| タイプ | オート便器洗浄タイプ | オート便器洗浄タイプ |
| 対応便器 | 4.8L洗浄便器(ピュアレストEX・QR・MR・CS597系) | 密結式便器(CS595系)など、洗浄レバーが右側面にある便器 |
| 実売価格 (2025.11.1時点) | 約8万円~10万円前後 (カラーによって違う) | 約8万円~10万円前後 (カラーによって違う) |
| 洗浄方式 | オート便器洗浄(センサーで大・小を自動判別) | オート便器洗浄(センサーで大・小を自動判別) |
| eco小ボタン | あり | なし |
| 洗浄対応タンク | ピュアレストEX・QR・MR系タンク | 密結式タンク(右側面レバータイプ) |
冒頭でもお伝えした通り、この2つはどちらも同じ「アプリコットF1A」シリーズ。
見た目も機能もほとんど同じなのですが、取り付けられる便器の種類が決定的に違います。
ここを間違えると取り付けできないので、購入前に必ずチェックしてくださいね!
それでは、ひとつずつ見ていきましょう(´・∀・)ノ゚
TCF4714AKとTCF4714AMの違い①:取り付けられる便器が違う
- TCF4714AK: ピュアレストEX・QR・MR・CS597系など「4.8L洗浄便器」専用
- TCF4714AM: 密結式便器(CS595系など)で「右側レバータイプ」の便器専用
すでに何度もお伝えしている通り、この違いがAKとAMを見分けるうえで最も重要なポイントでとなります!
一見まったく同じように見えますが、内部の「便器洗浄ユニット」や「金具形状」が異なっているので、取り付けできるタンクの種類が違うのです。
つまり、便器側の構造が違うので、それぞれに対応するウォシュレットも別モデルになっているというわけですね^^
上にも書いてますが、TCF4714AK は4.8Lタイプの節水便器(ピュアレストEX・QR・MRなど)に対応しており、TCF4714AM は密結式便器(タンクが一体型で、レバーが右側についているタイプ)専用です。
見た目の品番が似ているだけに、ここ本当に重要なポイントです。
万が一間違えて選んでしまうと、取付金具の形状が合わずに取り付けられなかったりするので、ご自身の判断で購入する場合は、今お使いの便器が「ピュアレスト系」なのか「密結式」なのかしっかり確認するようにしてくださいね!
まずは、レバー位置が右か左かをしっかり確認するところから始めましょう!
\ ピュアレストEX・QR・MR・CS597系は「AK」 /
\ 密結式便器(右レバー)タイプなら「AM」 /
TCF4714AKとTCF4714AMの違い②:専用リモコンにeco小ボタンがない
- TCF4714AK: eco小ボタンあり
- TCF4714AM: eco小ボタンなし
TCF4714AKとTCF4714AMはどちらも同じ「F1A(オート便器洗浄タイプ)」ですが、実はリモコンのボタン構成に微妙な違いがあります。
それが、この「eco小ボタン」の有無です。
メーカーの仕様書には、エコ機能の欄にこう書かれています!
「eco小ボタン(TCF47*4AK)・ダブル保温便座・スーパーおまかせ節電・タイマー節電」
TOTO公式サイトより引用
この表記が示している通り、eco小ボタンが搭載されているのは TCF47「AK」型のみ。つまり、AM型にはeco小ボタンが付いていないということです。
このeco小ボタンは、トイレットペーパーを流さないような軽い洗浄のときなどに使える節水ボタン。
通常の「小洗浄」よりもさらに少ない水量で流せるので、地味ながら節水効果が高い機能となっています。
一方のTCF4714AMでは、このeco小ボタンがありません。
理由は、密結式便器(AM対応便器)の洗浄構造が異なるためで、便器側の制御ユニットがeco小モードに対応していないからです。
とはいえ、AMにも「おまかせ節電」や「タイマー節電」など、その他のエコ機能はすべて搭載されていますので、実際の使用感としては大きな差を感じることはないでしょう^^
\ eco小ボタン付きは「TCF4714AK」だけ! /
TCF4714AKとTCF4714AMの共通点④:充実の清潔機能(便器きれい・ノズルきれい・お掃除ミストなど)
どちらのモデルにも共通して、TOTOの誇る清潔機能がフル搭載されています!
まず特筆すべきは、「便器きれい」と「ノズルきれい」。
使用前後に“きれい除菌水”のミストを自動で噴霧し、菌の繁殖や汚れの付着を防いでくれます。この機能のおかげで、トイレを使うたびに便器内部をリフレッシュしてくれるのです^^
さらに「お掃除ミスト」は、便器内の汚れを付きにくくし、「セルフクリーニング」ではノズルを自動で洗浄。
毎回のお手入れの手間を最小限にしてくれるのが嬉しいポイントです。
他にも、「プレミスト」「クリーン便座」「クリーンノズル」など、まさに“TOTOの清潔技術の集大成”といえるラインナップになっています(*・∀-)☆
TCF4714AKとTCF4714AMの共通点⑤:エコ性能も抜群(ダブル保温便座・おまかせ節電・タイマー節電)
TOTOアプリコットF1Aシリーズは、清潔さだけでなく省エネ設計にもこだわっています!
両モデルに共通して搭載されているのが「ダブル保温便座」「スーパーおまかせ節電」「タイマー節電」。
「ダブル保温便座」は、便座と便ふたの両方を効率的に保温することで、熱のロスを防ぎ、電力を抑える仕組みです^^
また、「スーパーおまかせ節電」は、人の使用パターンを学習して自動的に節電モードを最適化してくれる優秀な機能。
加えて、決まった時間だけ電源をカットする「タイマー節電」も搭載されており、無駄な電気を使わずに快適な使用感を保ちます。
AKだけにeco小ボタンが付いていますが、AMでも十分に高い省エネ性能を持っているので、電気代を気にせず使えるのが嬉しいですね♪
TCF4714AKとTCF4714AMの共通点⑥:快適性を高める脱臭・暖房便座・着座センサー
アプリコットシリーズの人気の理由のひとつが「快適機能」の充実ぶり。
TCF4714AKとTCF4714AMは、どちらも使うたびに心地よいを目指した設計になっています!
「オートパワー脱臭」は、トイレの使用中に強力に脱臭し、使用後もしばらく自動運転してニオイを除去。トイレ空間をいつでも爽やかに保ってくれる嬉しい機能ですね。
また、「暖房便座」は温度を細かく調整できるので、冬場のヒヤッと感とも無縁。
着座センサーが座ったことを検知し、必要な機能だけを作動させるため、無駄な電力消費も抑えられます。
快適さとエコの両立を実現しているのが、まさにTOTOらしいポイントです^^
TCF4714AKとTCF4714AMの共通点⑦:抗菌仕様でいつでも衛生的
両モデルはどちらも、抗菌素材を使用したクリーン設計になっています。
TOTO独自の「クリーン便座」「クリーンノズル」「クリーンケース」は、汚れや菌が付着しにくい特殊な素材でできており、長期間の使用でも衛生的。
さらに、つぎ目のない一体成形の便座になっているので、汚れが入り込みにくくサッとひと拭きで清潔さを保てます。
家族みんなが毎日使うトイレだからこそ、清潔さを保つ構造になっているのはとても安心ですね!
TCF4714AKとTCF4714AMの共通点⑧:お掃除しやすい本体ワンタッチ着脱
どちらのモデルも、本体をワンタッチで取り外せる構造になっています!
ウォシュレット本体をスライドさせるだけで簡単に取り外せるため、普段は手が届きにくい便器の後ろ側までお掃除ができるのがポイント。
掃除しにくい場所こそ汚れが溜まりやすいので、この機能は本当に便利です。
さらに「便ふた着脱」にも対応しているので、ふた部分の汚れもラクに拭き取れますよ^^
TCF4714AKとTCF4714AMの共通点⑨:便利なリモコン操作に対応
両モデル共通で、TOTOの高評価リモコンデザインを採用しています。
壁に取り付ける薄型タイプで、表面はフラットなシートキー構造。汚れが溜まりにくく、軽く拭くだけで清潔を保てるのが嬉しいですね!
また、ボタンの配置も非常にわかりやすく、「よく使うボタンを大きく中央に」「補助機能を下部に」配置したユーザーフレンドリーな設計が特徴です。
リモコンひとつで洗浄・温度調整・脱臭などをすべて操作できるので、老若男女問わず使いやすい設計になっています^^
TCF4714AKとTCF4714AMの共通点⑩:TOTOらしい上質デザインと高級感
最後に触れておきたいのが、デザインの美しさと質感の高さ。
どちらのモデルもアプリコット共通の「フルカバー・スリムデザイン」で、トイレ空間に自然に溶け込む上品なフォルムが特徴です♪
凹凸を抑えたすっきりした形状で、見た目も清潔感たっぷり。高級感がありつつも主張しすぎないのでどんなインテリアにもマッチします。
「機能性」と「デザイン性」の両立をここまで高い次元で実現しているのは、さすがTOTOの最上位シリーズといえますね!
TCF4714AKがおすすめな人はどんな人?
TCF4714AKは、TOTOの「ピュアレストEX・QR・MR」など、4.8L洗浄便器専用品として設計されたモデルです。
このタイプの便器をお使いの方は、AKを選ぶことで最もスムーズに設置・連携が可能になります!
また、eco小ボタンが搭載されているため、男子小用や軽い洗浄のときに水の使用量を抑えることができ、節水効果をさらに高められるのも大きな魅力です♪
\ 「TCF4714AK」の詳細をチェック! /
TCF4714AMがおすすめな人はどんな人?
TCF4714AMは、「密結式便器」や「右側レバータイプの便器」に対応するモデルです。
AKと見た目はそっくりですが、取り付け構造がまったく異なるため便器との相性が最重要ポイントになります!
eco小ボタンは非搭載ですが、オート便器洗浄(大・小)機能や節電機能などはAKと共通。
つまり、便器のタイプさえ合っていれば機能面ではまったく遜色がないモデルと考えてOKです!
\ 「TCF4714AM」の詳細をでチェック! /
TCF4714AKとTCF4714AMの違いについてのまとめ
ここまで、TOTOウォシュレット「アプリコットF1A」シリーズのTCF4714AK と TCF4714AM の違いを詳しく見てきました。
改めておさらいすると、両モデルの違いは…
となります(´・∀・)ノ゚
この2つは、同じF1Aグレードなので基本機能(洗浄・清潔・節電・快適性)は完全に共通していますが、
「取り付け可能な便器の種類」と「eco小ボタンの有無」という点にのみ違いがあると考えてもらって問題ありません。
選び方としては、
TOTOの「アプリコット」シリーズは、どのモデルも清潔・快適・省エネの三拍子がそろった最上位のウォシュレット。
どちらを選ぶか迷ったときは、「今使っている便器のタイプ」で判断すればOKだと思ってくださいね!
▼ ピュアレスト系の便器なら「TCF4714AK」
▼ 密結式便器(右レバー)タイプなら「TCF4714AM」

