この記事では、酒粕をそのまま食べるメリットなどについてお伝えしています！
酒粕は加熱して食べるのが一般的ですが、そのまま加熱せずに食べてみようと思う人も多いかもしれませんね。
で、いざそのまま食べようと思った時に感じるのが以下のような疑問ではないでしょうか？
- そのまま食べる時の注意点は？
- 食べるタイミングはいつがおすすめ？
- どれくらいの量を食べても良いの？
誰だっていつも加熱して食べているものを初めて加熱せずに食べる時は不安に感じてまうものです。
そんなあなたに代わって、酒粕をそのまま食べる食べ方について詳しく調べてみました！
- 酒粕のアルコールは意外と高い＆揮発しにくい
- 酒粕を食べるなら朝食時、もしくは運動する前がおすすめ
- 酒粕は一日に30g～50gを目安に食べると安心
- 酒粕をそのまま食べることで得られるメリット
本文では、これらについてさらに詳しく解説していきますね。
酒粕の食べ方はそのままでもOK！でもアルコールにはご注意を！
酒粕は加熱せずに食べても美味しい♪
酒粕の食べ方には粕汁、甘酒、焼き酒粕などいろいろありますが、加熱せずにそのまま食べるのも全然OK。むしろ、健康効果を狙って食べるなら、そのまま食べる方がベターな選択なんです！
と言うのも、酒粕の中には健康に役立つ栄養素や酵素、食物繊維がたっぷりと含まれていて、その中には熱に弱いものがあるのでそのまま食べる方が無駄なく摂取できるメリットがあるからです。
でもどうやって酒粕をそのまま食べるの？と疑問に思うかもしれませんが、以外にお砂糖と生姜を添えて食べるというのが美味しかったりします。
あとは酒粕とあんこを混ぜるペーストにして食べるとか、酒粕と味噌を混ぜて調味料として活用するのもおすすめです。
あんこ酒粕の方はトーストしたパンにのっけて食べても美味しいですし、もちろんそのまま食べてもなかなかいけます。
酒粕味噌の方はわりと万能なので、納豆に入れたり豆腐にのっけたり和物の隠し味的に使っても面白いアクセントになります＾＾
他には、クリームチーズ＆はちみつと混ぜてディップソースにしたり、ドレッシングにしても美味しいですね。
と、こんな感じで酒粕を加熱しないでそのまま食べる方法はかなりたくさんあるので、ぜひ一度「酒粕 そのまま食べる レシピ」で検索してみてください♪
酒粕を生のまま食べる時の注意点
酒粕を加熱せずに食べる時に注意してほしいことには、以下のふたつがあります。
ひとつずつ詳しく解説していきますね！
酒粕のアルコール度数は結構高いんです
ご存知のとおり酒粕は日本酒を作る時にできる副産物なので、当然ながらアルコール分を含んでいます。そして、液体ではないのでアルコールが抜けにくいという特徴もあります。
そんな酒粕のアルコール度数は約8％。ビールなどが3～4％くらいなので、なかなか強いアルコールを含んでいるということがわかります。
なので、酒粕をそのまま食べてしまうと、体調や体質によっては酒粕だけで酔っぱらってしまうことも考えられるのです。
そして、そのまま運転をしてしまうと飲酒運転になってしまう可能性もあります。事実、そういう案件もあったそうなので、酒粕のアルコール分には十分注意するようにしてくださいね！
あと、妊婦さんもアルコールには注意が必要なので、控えた方が良さそうです。
と言っても、一度にそれほどたくさん食べるようなものでもないので、ベロベロになってしまうようなことはないでしょう。
少しのアルコールを摂取しても問題ない状況で食べるなら、特に問題ないかと思います！
質の良い酒粕の方が美味しい
一口に酒粕と言ってもピンキリです。近場のスーパーに行けばすぐ手に入るわけですが、正直言ってスーパーの酒粕は生のまま食べるのには向いていません。
その理由は、美味しくないからです。安物の酒粕は加熱したりして味を整えてから食べることの方が多いので、生の状態ではそれなりの味しかしません。
もしあなたが加熱せずに生の状態でそのまま食べたいのであれば、ちょっと奮発して高級な酒粕を選んでみてください。
そのまま食べるのであれば、酒粕そのものが美味しい方が良いに決まっています。
近くに地酒の専門店や日本酒を作っている蔵元があればそこで買うこともできますが、そんなのないよ！という場合は楽天やAmazonなどの通販でも質の良い酒粕をお取り寄せするのがお手軽かと。
わたしが見つけたイチオシ酒粕はコチラです(´･∀･)ﾉﾟ
宮城県の誇る銘酒「鳳陽」を作る時にできる酒粕なんですが、味が良いことはもちろん板状ではなく練った状態（お味噌みたいな感じ）なので使いやすいのが特徴です。
濃厚な酒粕本来の味が楽しめるので、酒粕をそのまま食べてみたいという人にうってつけの一品と言えます。
この他にもさらに高級な大吟醸酒粕や、発酵させてまろやかな味に熟成した酒粕なども販売されているので、ぜひ一度チェックしてみてください♪
⇒ 生でそのまま食べても美味しい酒粕を楽天でチェックしてみる！酒粕を食べるタイミングはいつがおすすめ？
酒粕はいつ食べても問題ありませんが、酒粕を食べるタイミングとしておすすめなのは、「朝食時」や「運動をする前」です。
まず、酒粕は発酵食品なので腸内環境を整えて消化を助ける効果が期待できます。
朝食時に食べることで消化活動をサポートし、これから始まる一日のエネルギー代謝を効率よく進める助けとなってくれるでしょう。
また、酒粕にはエネルギーを作るために必要なビタミンB群が豊富に含まれているので、運動をする前に軽く食べておくことでエネルギー切れを防ぐ効果が期待できます。
食べ過ぎてしまうのは良くないですが、ちょっとしたエネルギー源として食べるのはアリかと！
目安ですが、これから運動するぞ！という30分くらい前に少量の酒粕を食べておくとその効果を感じやすいかもしれませんね（個人差がある部分なのであくまでも参考程度に…）。
逆に、避けた方が良いタイミングについても考えてみましょう。
第一に避けた方が良いタイミングとしては「運転する前」。繰り返しになりますが、酒粕にはアルコールが含まれているので、飲酒運転になってしまう可能性があります。
運転以外にも、お酒に弱い体質の人は食べた後に大事な用事や仕事があるタイミングでは食べないようにしてくださいね。
先に挙げたおすすめのタイミングは、予定のない日や休日を想定しているので、その点にはご注意ください。
次に気をつけたいのは「就寝前」。
これもアルコールが理由なんですが、酒粕で酔ってしまった場合は睡眠が浅くなってしまう可能性があります。
寝酒が体に良くないというのはよく知られた事実です。たとえ酒粕といえど、アルコールを含んでいることにはかわりないので、お酒に弱い人は注意が必要です。
ただし、ある程度加熱していれば酒粕に含まれるアルコールの大部分は揮発して飛んでいってしまうので、アルコールが気になる人はそのまま食べずに、しっかり加熱してから食べるようにしましょう！
酵母やビタミンなど熱に弱い成分に関してはマイナスになってしまいますが、酒粕にはそれ以外にも熱に強い栄養素もたくさん含まれているので、加熱して食べても十分なメリットがあります。
酒粕をそのまま食べる時の量はどれくらいが目安？
酒粕をそのまま食べる時の適量についてはいろんな意見がありますが、調べた意見や情報をまとめてみると一日に30g～50gくらいが摂取量の目安になりそうです。
一回の量ではなく、一日の量の目安なので間違えないようにしてくださいね！
特に酒粕をそのまま食べる場合はアルコールがそのまま残っている状態なので、アルコールに弱い人は少ない量から始めて、様子を見ながら増やしていくのがおすすめの食べ方になります。
ちなみに、酒粕はカロリーがご飯よりも高いので食べ過ぎには注意が必要です。いくら健康をサポートしてくれる食品でも、食べ過ぎてしまっては意味がありませんので。
酒粕をそのまま食べると期待できる効果はどんなもの？
最後に、酒粕をそのまま食べることで得られるメリットについてまとめておきますね！
ビタミンB群で美肌をサポート
すでにお伝えした通り、酒粕にはビタミンB群が豊富に含まれています。
ビタミンB群はエネルギーの生産を助ける以外にも、肌の新陳代謝を助け、肌を明るく健康的に保つ助けとなる効果も期待できます。
次の項目であるシミ予防も含め美肌を目指している女性には嬉しいメリットですね！
コウジ酸の効果でシミ予防に期待
酒粕に含まれるコウジ酸は、メラニンの生成を抑え、シミやくすみを予防する効果があると言われています。
消化を助ける酵素が豊富
酒粕は消化を助ける酵素を豊富に含んでおり、これらの成分が胃腸の働きをサポートします。
食後の重さを感じやすい方にも酒粕はおすすめです。スムーズな消化吸収を助け、健康的な毎日をサポートします。
これが朝食時に食べるのがおすすめとお伝えした理由ですね！
発酵食品としてのパワー
酒粕は発酵食品としても知られています。
発酵食品は腸内環境を整え、善玉菌を増やすことで免疫力の向上が期待できるとされています。
また、疲労回復効果も高いため、忙しい日々を送る現代人にはぴったりの食材です。
食物繊維で健康的なお通じを
酒粕には食物繊維もたっぷり含まれているので、便秘の解消に役立ちます。
酒粕をそのまま食べることについてのまとめ
酒粕は粕汁や甘酒などしっかり加熱してアルコールを飛ばしてから食べる方が多い印象ですが、健康効果が目的であれば、加熱せずにそのまま食べるのがおすすめです。
そのままの酒粕には8％前後のアルコールが含まれているので、食べるタイミングには注意が必要ですが、熱に弱い酵母やビタミンをそのまま摂取できる点は大きなメリットとなります！
仕事や予定がない日であれば、朝食や運動をする前に食べるのがおすすめです。一日に30g～50gを目安に食事に取り入れてみてくださいね。しつこいですが、一回ではなく一日の量ですのでご注意を。
お酒に弱い体質の人はそれでも酒粕に酔ってしまう可能性があるので、くれぐれも酒粕を食べた後は運転などをしないようにしましょう。
この点にさえ気を付けていれば、酒粕をそのまま食べるのは非常におすすめですので、ぜひこの機会に試してみてください♪
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