この記事では、骨取り魚は危険性やどうやって骨を取り除いているのかなどについてお伝えしています!
お料理にとっても便利な骨取り魚ですが、こんな不安を感じていませんか?
- 小骨の取り残しの危険性はないの?
- どうやって骨を取り除いているの?
- 接着剤を使っていると聞いたけど大丈夫?
当然ながら魚には骨があるのが当然なので、こんな疑問を持ってしまっても仕方ありませんよね。
そこで、骨取り魚について詳しく調べてみました。
本文では、これらについてさらに詳しく解説していきますね!
骨取り魚にはいろんな種類があるので、あなたの好きな魚もきっと見つかりますよ^^
骨取り魚は危険なの?詳しく調べてみた!
先ほどお伝えした通り、骨取り魚は普通の魚から人の手と時間を使って骨を取り除いています。詳しくは後述しますが、かなり手間暇かけて食べやすいように加工してくれているのです!
最初から骨のない怪しい魚でもありませんし、特殊な薬品を使って骨を除去しているわけではないので、そういった意味では危険性の少ない安全な食品と言えます。
骨取り魚の危険性をあえて挙げるとすれば、「小骨の取り残し」でしょうか。人の手で骨を取り除く以上、どうしても100%にすることは難しいようです。
骨がないと思いこんでいるところにこうした小骨が残っていた場合、口の中を傷つけてしまう可能性もゼロではありません。
ただし、かなり稀なケースで、骨取り魚を加工している大手メーカーさんを例に挙げると、こうしたミスが起こる確率を「100万分の3.4以下」のレベルにまで下げることに成功しているとのことです。
万が一ならぬ、100万が一ですね。骨なし魚の小骨に当たるのはすごいレアケースです。
あと、加工する過程で魚の身が崩れてしまった場合に使用する「接着剤」的な食品添加物の存在が気になる人もいるかもしれまんせんが、これに関しても天然由来の材料から作られているので、危険というレベルではありません。
これらの理由から、骨なし魚の危険性は限りなく低いという結論に至ります!
ざっくり言ってしまえば、安全な食品ということです^^
\ 調理済だからすぐ食べられる! /
骨なし魚に使われている接着剤って何?詳しく解説!
先ほど最後の方でチラッと登場した骨なし魚に使われている「接着剤(結着剤とも呼ばれる)」について、もう少し詳しく補足しておきますね。
こちらも骨なし魚を加工している大手メーカーさんのサイトからの情報になりますが、魚の身をくっつけるために使われている食品添加物には、味の素さんが作っている「酵素製剤」というものが使われていて、商品によっては、これに乳タンパクや魚ゼラチンが含まれている場合あるとのことでした。
あまり耳にしない酵素製剤ですが、簡単に言えばタンパク質同士をくっつける作用を持っているもので、お肉を柔らかくする働きを持つタンパク質分解酵素の逆バージョンと考えてもらえらばOKです^^
この酵素製剤に使われている酵素は自然界に多く存在している「トランスグルタミナーゼ」というもので、動物の皮などに多く存在しているものになります。
つまり、自然由来の酵素から作られた食品添加物なので、食べても害はないというわけですね!
骨なし魚の他には、かまぼこやお肉などをくっつけて成形するのにも利用されています。耳にしないだけで、わたしたちの周りにある食品にも普通に使われている食品添加物なんです。
接着剤なんて呼び方が瞬間接着剤を想像させてしまうだけで、全然体に悪いものじゃないので安心してくださいね!
そうそう、わたしこの接着剤でくっつけたお肉をステーキにして食べたことありますが、正直普通のお肉と全然違いがわかりませんでした。それくらい食品の風味にも影響を与えないすぐれものなんです。
決して、わたしの味覚が悪いわけじゃありません(笑)
\ 骨取り魚には鯛もある! /
骨取り魚はどうやって骨を取っているの?
骨取り魚の骨は人の手で取り除いているとお伝えしましたが、ピンセットで小骨を取り除くのはまだ途中段階で、実はその前にも後ろにもいろいろと手間のかかる工程をこなしていたりします。
ざっくりとした流れは以下のようなものです!
ご覧の通り、機械の助けを借りるとは言えほぼ全工程に人の手が入っています。これはなかなか骨の折れる作業です。
最後にX線(レントゲン)を使って取り残しがないかチェックするところに企業としての責任感の強さが伺えます。正直、そこまでやってるのか…!と驚きましたヽ(゚Д゚*)ノ
骨取り魚のメリットとデメリットをざっくりおさらい!
ここからは、骨取り魚のメリットとデメリットについても簡単にまとめておきますね!
骨取り魚のメリットまとめ
食べやすさアップ!子どもも大人もパクパク♪
まず、骨がないことで食卓で魚を食べる機会がグンと増えます。
焼き魚や竜田揚げ、ホイル焼きなど、おいしそうな魚料理を想像してみてください。骨がなければ、心配することなくどんどん食べられますよね。
「骨があるかも?」という不安がないので、子どもから大人までみんなで楽しめます。お弁当に入れるのも簡単だから、お昼ご飯のバリエーションも広がるんです♪
誰でも食べやすい!手先の不器用さを気にしなくてOK!
骨取り魚は、手先が不器用な方や小さな子ども、高齢者にも優しいんです。
栄養豊富な魚を食べたいけど、骨が気になって避けがち…なんてこともなくなります。骨を取る手間が省けるので、魚本来の美味しさを手軽に楽しめるようになるんです。
喉に骨がささる心配がない
最大のメリットは、やはり安全性。骨取り魚なら食べている最中に喉に骨が刺さる心配がありません。
実際に骨が刺さると大変なんですよね。夜間に病院を探したり、食後の楽しい時間が急に不安に変わってしまいます。
特に子どもが骨にささってしまうとトラウマにもなりかねません。骨取り魚にはそういうリスクがないので、安心して魚を食べることができるのは大きなメリットと言えるでしょう!
骨取り魚のデメリット(大袈裟に考えた場合の)
魚本来の姿が伝わらない
骨取り魚は子供たちにとっては非常に食べやすいですが、それによって「魚がもともとどのような形をしているのか」という知識が伝わりにくくなるかもしれません。
実際に、骨なしの肉や魚に慣れてしまうと、食材の本来の形や構造についての理解が曖昧になるかもという懸念が生まれます。
ただ、これは骨なし魚だけでなく切り身など加工された食品全般に言えることなので、骨取り魚だけが持つデメリットというわけではありません。
それに、魚の知識を正しく学ぶ機会はいくらでもあるので、大袈裟に心配することはありません。
骨付きの魚を避けるようになる
子どもの頃から骨なし魚に慣れてしまうと、骨付きの魚に対する抵抗感が生まれる原因になりかねません。骨があると「怖い」と感じたり、骨を取ること自体が「面倒」と考えてしまうかもしれませんね。
また、このような状況は子供が自分で魚の骨を取り除く技術を身につける機会を失うことにもつながります。
骨取り魚は非常に使い勝手が良く便利な食材ですが、それだけではなく骨のある魚を食べる機会も作ることでこのデメリットを補うことができます!
接着剤(結着剤)の使用に対する抵抗感
繰り返しになりますが、骨なし魚の製造過程で崩れた魚の身を修復するために接着剤(結着剤)が使用されることがあります。
すでにお伝えした通り、この食品添加物は食品安全に問題はないとされていますが、食品添加物を使わない自然な食生活を求めている人たちにとっては受け入れがたいデメリットになるかもしれません。
そうした場合は、接着剤を使っていない骨取り魚を選ぶという選択肢もありませす。例えば、イオンで販売されている骨取り魚は接着剤を使用していないのが特徴です♪
\ いろんな種類のお魚を食べられる! /
骨取り魚をお取り寄せ!国産でおすすめなのはコレ!
骨取り魚はイオンやコープなどのスーパーでも売られていますが、楽天でも国産の商品が人気を集めています♪
わたしのおすすめは、使い勝手の良い国産さばの骨取り魚。一口サイズにカットされているので、そのまま焼いて焼き鯖にしても良し、カラッと揚げて竜田揚げにするのもおすすめです!
もちろん他にも…
などの骨取り魚もあるので、ぜひ一度チェックしてみてくださいね(´・∀・)ノ゚
\ 小さめカットでお弁当にも便利♪ /
\ 上品な味で食べやすいわさらも! /
骨取り魚の危険性やおすすめ商品についてのまとめ
骨取り魚はひとつひとつ手作業で小骨を取り除き、最終工程ではX線を使って取り残しがないかを確認しています。
また、崩れた身をくっつけるための接着剤(結着剤)についても、自然界に多く存在している酵素を使用したものなので、食べても危険性はありません。かまぼことかにも普通に使われていますし。
なので、骨取り魚に危険性はないと思ってもらって大丈夫です♪
骨取り魚は面倒なお魚料理を手軽に楽しめる非常に便利な食材ですが、骨のある状態の魚も食べる習慣をつけることで、子どもの食育の面でのデメリットを補うことができます。
タイミングによっては骨取り魚がお得に買えることもあるので、いろんなショップをチェックしてみてくださいね(*・∀-)☆
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