この記事では、「お風呂でキャンドルを使う時に危ないのか?」という疑問についてご紹介していきます^^
スマホを閉じてゆらぐキャンドルの灯りを眺めながら、あたたかなお湯に包まれる時間…そんなひとときが日々の癒しになっている方も多いのではないでしょうか。
でも時々、お風呂で火を使っていても大丈夫なのかな…とふと不安になることもありますよね。
たしかにキャンドルの扱いを間違えば、こんなリスクも考えられます!
ですが、こういったリスクはちょっとした工夫で回避することができるのでご安心ください(*・∀-)☆
また、お風呂で火を使うのが心配な方は、LEDキャンドルやアロマディフューザーなどのアイテムを取り入れてみるのもおすすめです。
記事本文では、お風呂での正しいアロマキャンドルの使い方に加え、おすすめの代替アイテムなども紹介しているので、ぜひ最後までチェックしてみてください(*・∀-)☆
お風呂でキャンドルを使うのが危ないケースについて解説!

冒頭でもお伝えした通り、お風呂でアロマキャンドルを使うこと自体は危険ではありませんが、扱い方を間違ってしまうと、以下のようなリスクもゼロではありません。
- 香りや煙で気分が悪くなることがある
- キャンドルが倒れてやけどや火事の原因になるリスク
- 空気がこもると息苦しくなったり体調をくずすことがある
どれもそう頻繁に起こるようなことではありませんが、注意しておくにこしたことはありません。
それぞれ、ひとつずつ詳しく見ていきましょう!
キャンドルの成分が濃くなって吐き気や頭痛が起きる可能性アリ!
アロマキャンドルのやさしい香りはとってもリラックスできますよね。
でも、浴室のような狭くて湿気がこもりやすい場所では香りやススが空気中にたまりやすく、気分が悪くなってしまうこともあるんです。
とくに香りに敏感な方やアレルギー体質の方は、頭痛や吐き気、のどの違和感を感じることがあるので注意が必要です。
また、使われている材料にも気を付けましょう。
「パラフィン」というロウが使われているキャンドルは、燃えると身体に良くない成分を出すことがあるんです。
芯に金属が使われているタイプも、煙に金属が含まれることがあって呼吸に影響する可能性があると言われています。
できれば、大豆由来のソイワックスやミツロウなど天然素材のキャンドルがおすすめ。芯も、コットンなど金属を使っていないものを選ぶと安心です。
香りも合成のものより天然の精油(エッセンシャルオイル)が使われているタイプが優しくて人気を集めています。
もし香りが強すぎると感じたら、無理せず火を消してドアや窓を開けて換気しながら調整しましょう。
最初は短時間から試して、自分に合った香りや使い方を見つけていくのがおすすめです(´・∀・)ノ゚
キャンドルの転倒でやけどや火災リスクもゼロではない!
お風呂でキャンドを使っていると、浴槽のふちや棚に置いたキャンドルに手やタオルが当たって倒れてしまうことがあります。
その衝撃でガラス容器が割れたり、熱いロウが飛び散ったりしたらやけどの危険も出てきてしまいます。
また、バスマットやタオルなどの燃えやすいものに火が移ってしまうと、小さな炎でも一気に燃え上がってしまう危険性もゼロではありません。
お風呂は水がすぐそばにあるのでつい安心しがちですが、火を使う時はやっぱり注意が必要ですね。
その他に気をつけたいのが、シャワーカーテンやプラスチック製のシャンプーボトルなど。
これらは高温になると溶けたり燃えたりすることもあるので、キャンドルのすぐそばには置かないようにしましょう!
そして、髪の長い方はもうひとつ気をつけたいポイントがあります。
立ち上がった時やふと振り向いた時に、髪が炎に触れてしまうととっても危険です。キャンドルを使う前に髪をまとめておくと安心です。
お風呂だからといって油断せず、まわりに燃えやすいものがないか確認してからキャンドルを灯すようにしてくださいね!
換気されていない状況での使用は酸欠や一酸化炭素中毒の可能性も!
あまり意識しない部分ですが、キャンドルの炎がともっている間には空気中の酸素が少しずつ使われています。
小さな火だから大丈夫かと思ってしまいがちですが、密閉されたお風呂場のような空間でいくつものキャンドルを長時間使い続けていると、知らないうちに酸素が減ってしまうことになります。
その結果、息苦しくなったり、なんとなく体調がすぐれない…なんてことにつながるわけです。
そして、さらに注意したいのが「不完全燃焼」。
酸素が不足してくると火がうまく燃えきらずに一酸化炭素が発生してしまう可能性もあります。特に浴室のような狭くて閉め切りがちな場所では、こうしたリスクが高まるので気をつけたいところです。
また、お風呂では水しぶきでキャンドルの火が消えてしまうこともありますよね。
実はこの「火が消えかかった瞬間」や「消えた直後」が、もっとも一酸化炭素が発生しやすいとも言われているんです。
とは言え、しっかり換気をしていれば安心して癒しの時間を楽しめます。
窓がある場合は、ほんの少しだけ開けてあげるだけでも空気の流れができます。もし窓がない場合は、換気扇を回して空気を循環させてあげましょう!
安全にお風呂キャンドルを楽しむためのポイントをチェック!

ここまでお伝えした通り、扱い方を間違えば危険もありますが、必要なポイントを押さえておけばキャンドルはとても素敵な癒しアイテムになります。
危険だからやめるのではなく、どうしたら安全に楽しめるのか。そのコツを知って、毎日のバスタイムを心地よい時間にしてみましょう!
すでにお伝えした内容もありますが、おさらいも兼ねて読んでもらえると嬉しいです^^
キャンドルの設置方法・場所を工夫する
火を使う以上、設置する場所にはしっかり気を配りたいところです。お風呂は狭く湿気も多いため、アロマキャンドルの置き場所によって安全性が大きく変わります。
まず、容器に入っていないアロマキャンドルを使用する場合は、陶器や耐熱ガラスなどの不燃性で倒れにくい容器に入れるようにしましょう。
最近では100円ショップなどでもキャンドル用の耐熱容器が手軽に手に入りますよ。最初から陶器の容器に入っているキャンドルであればそのまま使ってOKです!
設置場所としては、浴槽のふちや窓のそばなど広くて平らで安定感のある場所を選びましょう。万が一落ちても、火が燃え移りにくい場所を選ぶのがポイントです。
風呂場の換気と湿気対策
使用中は必ず換気扇を回す、もしくは少しだけ窓を開けて浴室内に空気の流れを作るようにしましょう!
繰り返しますが、アロマキャンドルは燃焼時に酸素を消費するため、密閉された空間だと酸欠や不完全燃焼につながるおそれがあります。
湿気がこもった状態では炎が不安定になったり、ロウがうまく溶けずにススが多く発生することもあるため注意が必要です。
また、換気のために窓を開ける際は風がキャンドルの炎に直接あたらないように注意が必要です。
風によって火が消えてしまったり、ロウの溶けムラができて煙が出やすくなったりする可能性があります。場合によってはロウが飛び散ってやけどの原因になる可能性もあります。
窓を開ける際には開ける幅に注意し、キャンドルの火に直接風が当たらないような位置を選んでキャンドルを置いてくださいね^^
使用中は異変がないか時々チェックする
リラックスしているとついキャンドルの存在を忘れてしまうこともありますが、火を使っているという意識は常に持っておきたいところです。
ふとした瞬間にでも、炎の状態や香りの変化に目を向けるようにすると安心ですね!
例えば、
などは注意のサインかもしれません。
こういった変化を感じたら、迷わず一度火を消して十分に換気してから様子を見るようにしてください。
小さな異変でも早めに対応することで大きなトラブルを未然に防ぐことができますよ(`・ω・´)ノ
万が一のための消火アイテムも準備を
お風呂でキャンドルを使う場合は…
などを近くに用意しておくと、万が一の時にも慌てずに対処できます。
アロマキャンドルは小さくても火を扱うものなので消火準備は欠かせません。
実際には使わないで済むのが一番ですが、すぐ手の届く場所に備えがあるだけで心にも余裕が生まれて、より安心してリラックスできる時間になります♪
雰囲気はできるだけそのまま!安全なキャンドル代替アイテムを紹介!
火を使うのは少し不安だけど、やわらかいキャンドルの光はやっぱり魅力的。
そんな時にぴったりなのが、キャンドルの雰囲気をそのままに安全性を高めた代替アイテムです。ここではお風呂の癒し時間を守りながら、安心して取り入れられる方法をご紹介します!
安全な光で癒してくれるLEDキャンドル
見た目はまるで本物のロウソクのようなのに、火を使わないLEDキャンドルはとても人気のある癒しアイテムのひとつです。
LEDならではのやわらかな光と、ゆらゆらと揺れる演出によって実際の炎に近い雰囲気を楽しむことができます。

最近では防水タイプのLEDキャンドルも増えてきており、お風呂での使用にも安心して取り入れられるのが魅力です。
水に強い素材やシリコンカバーがついたものもあるので浴槽のふちや洗い場にも気軽に置けます。
電池式やUSB充電式など種類も豊富で、キャンドルと違って一度点けたら放っておけるという手軽さもポイントです。
タイマー機能付きのものなら使い終わったあと自動で消えるので消し忘れの心配もありません♪
繰り返し使えるタイプが多いため、ランニングコストも抑えられて経済的。雰囲気づくりと安全性を両立できる、まさに今どきのバスタイムアイテムです(*・∀-)☆
▼ 炎がゆらぐ雰囲気を安全に楽しめるLEDキャンドル!
防水仕様の照明アイテムなら種類も豊富♪
最近では、防水性能に優れたバスライトやリラックス照明グッズも多く販売されています!
お湯に浮かべて楽しめるフロート型や、吸盤で壁に固定できるタイプ、さらには水中でも使える小型のLEDライトなど種類も豊富です。

光の色を変えられるモデルなら気分や季節に合わせて雰囲気を演出できるのが魅力。
七色に変化するライトやキャンドルのようなゆらめく演出ができるものもあり、幻想的な空間を手軽に作ることができます。
さらに、リモコン操作ができるモデルなら湯船に浸かったまま明るさやカラーの調整ができるため、より快適にバスタイムを過ごせます。
防水性能はIPX規格を目安にチェックし、なるべく防水等級が高いものを選ぶと安心です♪
▼ キャンドルよりも多彩な光が楽しめるバスライト!
好きな香りを楽しめるアロマディフューザー
光だけでなく香りもいろいろ楽しみたい場合は、アロマディフューザーがおすすめです。
アロマディフューザーは水と精油を使って蒸気を発生させることで空間に香りを拡散させる仕組みなので、煙やススが発生せず空気を汚さずに楽しめるのが大きなメリットです!

また、香りの種類も豊富で、自分の気分や体調に合わせてブレンドを変えることができるため、季節ごとの楽しみ方も広がります。
さらに、LEDライト付きのアロマディフューザーを選べば、照明の演出と香りの癒しを同時に楽しめるため、お風呂上がりのくつろぎタイムにもぴったりです。
ただし、ディフューザーは電気を使うアイテムなので、使用時には必ず浴室での使用が可能かを確認することが大切です。感電や水濡れによる故障を防ぐためにも防水対応のモデルを選ぶと安心です。
浴室に防水対応のコンセントがない場合は、脱衣所や洗面所に置いてお風呂の近くで香りを楽しむのもおすすめの方法ですよ♪
▼ 光と一緒に香りも楽しむなら無印のアロマデュフューザーがおすすめ!
まとめ:危険はゼロではないけど意識してれば大丈夫!
ということで、お風呂でキャンドルを使う時に気をつけたいポイントや、安全に楽しむための具体的なコツをご紹介してきました!
香りやススによって体調不良を引き起こすリスク、転倒によるやけどや火災、さらには換気不足が原因の酸欠や一酸化炭素中毒など、お風呂でキャンドルを使う際には意外と見落としがちな危険が潜んでいます。
ですが、以下のような対策を意識すれば安心して楽しむことができます!
これらの基本的な安全対策をしっかり押さえておけば、キャンドルはバスタイムをもっと豊かにしてくれる素敵な存在です。
また、安全性を重視するなら実際の火を使わない代替アイテムもおすすめです。LEDを使ったキャンドルや防水仕様のライト、お風呂で使えるアロマデュフューザーなど種類も豊富です。
自分好みの香りや光に包まれて、心から安心できる時間を過ごすことができると心身ともに癒されます。
この記事の内容を参考に、安全にお風呂でアロマキャンドルを使ってみてくださいね!
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